役所の差押えと銀行の抵当権はどちらが優位か
税金を滞納すると役所に不動産を差押えされる、と聞いていますが、銀行の抵当権と役所の差押え、どちらが優先ですか? というご質問がありました。
読み進める前に、クリックして応援をお願いします‼️
一般的には、登記した日が早い方ということになりますが、国税が優先となる場合があります。
銀行も、税金の滞納があるような企業に対して融資したくありませんし、差押えされると、抵当権がついていても融資金の保全が確保されにくくなり、うかうかしてられなくなります。
税金が払えないような企業だと、税金を先に支払うと手元にカネがなくなってしまい、今度は、融資の約定返済が遅れるようになります。(なにもかもが、次々と、連鎖的に、遅れていきます。)
事情を聴取するうちにいよいよ雲行きが怪しいと感じたならば、期限の利益を喪失させて、家賃収入が入ってくる口座の預金と相殺したり、不動産物件を売却させるなどで一刻も早く資金回収したい、と考えるのが普通だと思います。
不動産賃貸業であれば、他人任せではなく、普通に真面目に満室経営していれば、所得税や固定資産税などの税金が支払えなくなる、ということはないかと思います。
キラキラ大家に憧れて、入ってくる家賃収入すべてを生活費や贅沢にあてがえると勘違いしているかのような、放漫経営をしていると破綻しますから、注意が必要です。
いつも応援ありがとうございます。
クリックしてランキングを確認
していただけると励みになります。
健美家さんに、ご紹介いただきました。
自己資金9,000万円!現役金融マン・新築フロンさんが新築アパート投資を始めた理由【前編】|不動産投資の健美家
気付けば社長の年収越え。現役金融マンの新築フロンさんが新築アパート投資で一番大切にしていること【後編】|不動産投資の健美家