大規模修繕の融資
所有物件で、大規模修繕が必要となりましたが資金がありません。この場合、どこに相談すればよいですか、という質問をいただきました。
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まずは、所有物件の融資を受けた民間金融機関に相談します。事業者であればたいがい、都や県、市や区の制度融資（信用保証協会）を使うように誘導されます。
また、オーバーローンを組んで担保余力がない時や、融資を受けたばかりの時は、追加融資が難しい場合も考えられます。
所有物件が自宅近くで事業者の方であれば、最寄りの商工会議所か商工会に相談すると、国（日本政策金融公庫）の制度融資であるマルケイ融資制度で、大規模修繕の設備資金（期間10年、最大2000万、無担保無保証）を利用できます。
所有物件が遠隔の場合は、最寄りの日本政策金融公庫に直接、相談すると大規模修繕の設備資金（普通貸付等、最大7200万）を利用できますので、一度お問い合わせいただければと思います。
いずれも、相談してから3〜4週間かかりますので、見積もりの段階で早めに対応するとよいかと思います。すでに実施済みの修繕に対しては利用できません。
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