新築 フロンさんの銀行融資Q&A

元某大手銀行で融資業務、貸出資産の自己査定等を行ないました。平成の終わりまで融資審査業務をしていました。私自身も大家さんです。コメントはFacebookで受け付けています。

サラリーマンを辞めると、融資が受けにくくなる?

不動産経営をやっていて、サラリーマンを辞めると、金融機関から融資を受ける時に、特に、どういった影響を受けやすいですか? というご質問がありました。
 

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     まずは、サラリーマン向きに作られている、ローンと呼ばれる各種の定型商品の審査があった時に、申し込んでも、ことごとく落ちるか、仮に運良く通ったとしても、金利が、最低でも2、3パーセント以上と高い、などの影響が出てしまいます。

 
    例えば、住宅ローン、セカンドハウスローン、アパートローン、などが該当します。
    会社を辞める前に、これらを存分に利用することを、お勧めします。
 
    サラリーマンに比べて、課税所得が少ない、毎年安定しているわけではない、退職金も当てにできない、というのが、落ちてしまう理由です。
 
    自営業の方が、業種を問わず、自宅を買えずに賃貸物件に住んでいる場合が多いのは、このためです。
    
    サラリーマンを辞めて自営業になると、一般融資と呼ばれる、プロパー融資や信用保証協会保証付き融資、を活用してゆくことになります。
 
   融資期間が、原則として法定耐用年数以内、といった制約を受けやすくなるので、当然ですが、これまで以上に、利回り重視の運営方針で、対応する必要があります。
 
   また、仲介業者さんをあてにするのではなく、身近な金融機関を、ご自身の足で、積極的に開拓する努力が求められます。
 
    特に、辞めた直後から1年くらいは、融資が受けにくくなりますので、辛抱と覚悟も必要です。

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