4.5で融資を受けた物件を、他行で借り換えできるのか?
4.5で借りているのですが、他行で借り換えできるでしょうか?というご質問がありました。
21位以下(休刊)にならないよう、忘れずにポチをお願いいたします。
4.5は、かぼちゃの件を含め、資料改ざんやふかしなど、融資プロセスに問題があった案件を、なるべく消し去りたい、と考えているはずですので、借り換えのチャンスではあります。
借り換えによって融資完済、となれば、以後は調査不要、となるからです。
他行が借り換えに応じるかは、物件の内容と、これまでの運用実績や返済実績、によります。
例えば、オーバーローンを受けて、担保価値よりも残債が上回っているような状態だったり、空室だらけで返済もギリギリだとすると、対応が厳しいかもしれません。
また、物件が、地方や他県の遠隔地だったりすると、管轄外エリアで管理ができない、という理由で難しいでしょう。
(銀行によっては、不動産謄本で抵当権者が4.5だとみた瞬間、毛嫌いされて断られる可能性もあります)
4.5に対して、金利下げ交渉をする、という手もありますが、あくまでも決算内容によります。決算内容が融資借入時よりも良ければ可能性がありますが、悪くなっているのであれば難しいです。
(4.5が不動産関連融資を正常債権と問題債権とに分類し、問題債権を売り飛ばしている、という報告もあります。)