銀行は、実体のない会社には融資しない
銀行は、ペーパーカンパニーには融資しないというのは本当ですか?というご質問がありました。
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これは、事実です。登記があっても、その場所に、実体がないということであれば、融資しません。そこに事務所などがあって、しっかりとした経営母体があり、少なくとも一年以上いて、その地で納税している、ということが、融資を受ける上での必要な要件とされます。
遠隔地物件の融資を受けたい、という場合は、ご注意ください。
すなわち、法人で、遠隔地に会社を登記しても、そこに社員がいない(実体がない)のであればだめ、ということです。
(4.5のかぼちゃ問題以降は融資が厳しくなり、このあたりについて、厳密になっている銀行が多いかと思います。特に、信金は厳格です。
かぼちゃ問題以前は、緩い銀行が多かったようです。いわゆる、多法人スキームです。)
(融資したのに、逃げられては困る、現地に行ってインターホンを押してもでてこないと困る、携帯に電話してもでてもらえないようでは困る、という銀行側の心理です。)
(遠隔地の両親の実家はどうか、という点だと、実家があって連絡がとれるのでOKとなる場合が多いかとは思います。)