現金勘定は調整に使えますが。。
現金の勘定が過大である、と指摘を受け、融資審査が落ちてしまいましたが、どうしてでしょうか?というご質問がありました。
読み進める前に、クリックして応援をお願いします‼️
決算期に、仕訳処理等を行なうと、どうしても、預金残高と合わない、という場面があるかと存じます。
決算書は、例えば、決算月が12月ですと、2月末までに税務署に提出しなければなりませんから、数値が合わないと焦るものです。
こういう時、現金の勘定を少し操作することで、決算書の整合性をとりやすく、税理士も、そのように処理するようで、業種を問わず、実際に、そういう事業者さんが多いです。
現金の勘定は、これに限らず、他のいろいろな理由でも、調整がしやすいという意味で、非常に融通が効きますが、反面、やり過ぎると融資審査に悪影響を与えることがあります。
例えば、現金の勘定が、月商(家賃月収)の3倍以上あると、決算内容が不透明、とされて、一発で否決されることがあるので、注意が必要です。
普通預金等であれば、何ら問題ありません。
(現金とは、財布の中にあるおカネや、金庫にあるおカネ、をイメージしていただきたく思います。要は、実体がなくても、証拠がないので、いくらでも計上できてしまうのです。)
いつも応援ありがとうございます。
クリックしてランキングを確認
していただけると励みになります。