大家さん会を運営する場合に注意すべきことは何か
大家さん会を運営したいのですが、注意点はありますか?というご質問がありました。
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まず始めに、大家さん会を運営する目的、を明らかにしていただきたいと思います。営利目的なのか、ボランティアなのかによって、方向性が分かれるかと思います。( 基本的にはボランティアをお勧めします。)
以下は、ボランティアの場合です。
具体例として、大家さん会を運営してセミナーをやる、という場合を考えてみます。
事前準備としては、テーマ選定、講師打診、謝礼条件提示、会場確保、参加費募集人員設定、チラシ作成と募集アナウンス、参加申し込み対応、入金チェック、講師とのメールやりとりと当日資料(パワポ)事前受領、申し込みキャンセル対応、参加者名簿作成と領収書作成、当日受付の依頼と備品準備、当日配布資料の印刷ホッチキス留め、パソコン準備、おつり準備、などがあります。
入金の際に多く見られるのが、申込者と振込名義人との相違、です。
個人で申し込みしたのに、法人で振り込んできた(法人で申し込みしたのに、個人で振り込んできた)という時に、
アンマッチが発生します。銀行によっては、個人情報の関係で、問い合わせしても丁寧に教えてくれないことも考えられます。
(アンマッチの場合、当日の領収書を準備する必要があります。申し込み番号、を振込の時に入力してもらうようにすると楽ですが、入力もれ、の場合もありえます)
また、セミナーを案内しても思うように参加者が集まらず、謝金を支払うと赤字(持ち出し)になる場合もありえます。反対に、剰余金が発生することもあります(しっかりとプールしておくと良いです)。
有料の場合は、事前振り込みにすると出席率は9割以上になりますが、無料だったり当日受領だと、天候にもよりますが、出席率は5〜7割に落ち込みます。
当日運営としては、会場鍵の受理、セミナー案内掲示、受付準備と受付方法説明、講師迎え(開始一時間前にきてもらうようにする)、パソコン投影(講師と事前チェック)、講師への謝金支払と源泉徴収票手渡し(後日振込可)と受領書受取、当日参加対応と遅刻者対応、当日の司会とあいさつ、空調とマイク音量調整、出席と欠席の人数確認、当日受領参加費の残高確認、などがあります。
当日運営としては、会場鍵の受理、セミナー案内掲示、受付準備と受付方法説明、講師迎え(開始一時間前にきてもらうようにする)、パソコン投影(講師と事前チェック)、講師への謝金支払と源泉徴収票手渡し(後日振込可)と受領書受取、当日参加対応と遅刻者対応、当日の司会とあいさつ、空調とマイク音量調整、出席と欠席の人数確認、当日受領参加費の残高確認、などがあります。
(講師謝金は、法人支払いの場合は源泉なし、個人支払いの場合は源泉税や復興税約1割を引いて振り込みます)
上記のことは、慣れるとできるようになりますが、主催者となると責任が発生しますし、きちんとしたクリーンな運営を心がけていただきたいと思っています。
(参加費で、会場代と講師謝金を充当するようにする、という運営を心がけるのが良いです)