市や区などの行政は、どのように運営されているのか?
就職活動していて市役所や区役所に興味があるのですが、行政の仕組みを教えてくださいというご質問がありました。
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(今回は、金融ネタではありません。以下のことは、普通の銀行員が何年働いていても、知りえない内容です。)
わたしたちは普段、どこかの市や区に住民登録をして暮しています。
しかしながら、普通に何年暮していても、地元の行政が何をやっているのか、行政の仕組みがどうなっているのか、わからないことかと思います。
市役所にいくと、いろいろな窓口があり、市民や事業者からの問い合わせや要望に対応してくれます。
行政は基本的に、事業、という考え方をとっています。
市役所にいろいろな窓口があるのも、その一つ一つが、行政にとっての、事業、なのです。
そして、事業の一つ一つに、予算や決算、というものがあります。
予算には、収入と支出の項目があります。
一つ一つの事業ごとに年度単位(4月〜翌3月)で収支計画を練り、前年度の後半(9月〜12月)に次年度予算として取りまとめ、
それらを一括して次年度予算(案)として議会に提出し、承認されたら、次年度(翌年4月)から実行する、という流れになります。
また、年度末(3月)になると、一つ一つの事業ごとに、決算を取りまとめます。前年4月〜3月までの収入と支出を算出し、それらを取りまとめて、一括して前年度決算(案)として議会に提出し、承認を求めます。
(事業によっては、収入がなく、支出だけのものもありえます)
市民向けには、市報が配布され、その中にはセミナー、講演会、説明会、などが告知されていますが、それら一つ一つは、市役所内にある部や課がそれぞれ企画しているものです。
(セミナー、講演会、説明会は、事業のなかで予算化されているものもあれば、突発的に、臨時で行なう場合もあります。)
いま、2020オリンピック・パラリンピック東京が行われていますが、これも、国や都がそれぞれ、事業、として予算をとり、イベントを行なっているともいえます。
(行政というのは、ある意味で、大・小無数の事業の集合体、とも言えます。)
(イベントを行なうにあたっては、組織委員会や実行委員会を作り、委員(長)を委嘱し、そこで内容を審議してもらいます。委員会の開催日時は委員長から都合のよい日を複数あげてもらって調整します。委員会当日の資料作りは、役人(事務方)が担います。
イベント当日運営については外部のイベント会社を公募し、コンペを行って選定し、外部委託します。)
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