士業は役人の天下り先というのは本当か
士業は役人の天下り先、というのは本当でしょうか?というご質問がありました。
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これは、事実だと思います。
銀行融資の現場でも、○○省とか、○○署出身で士業の肩書きを持っている人がいて、理由を聞いたら、定年になって付与された、という例がありました。
士業は国のために尽くして公正に働いてほしい、という目的で作られた国家資格であり、国の忠実な下僕です。
例えば、大家さんに馴染みのある、税理士についていえば、
税務署の職員で、定年後に税理士になった、という人がいるのです。(署上がりの税理士、というものです)
税理士には、税務署の施策を忠実に守り、毎年の変更点(税制改正)があれば、取引先に知らしめる役割があります。
そのための講習会や説明会が毎年、行われています。
大家さんにとって、税理士は相談しやすいパートナーかもしれませんが、一方で、経理処理に不正がないよう監視されている、とも言えます。
(税理士がかかわって作製されている決算書であれば、税務署は相当程度に、信用するかと思います。)
税理士が作製した決算書でないと銀行は信用してくれない、ということを言う人がいますが、
決算書の体裁がきちんと整っていて税務署の受領印があれば受理しますから、関係ありません。(ただし、手書きのものは、ダメです)
銀行員は決算書を作れませんし、決算書を作れる自信もないですから、税理士が作製した決算書であれば不備がないだろうから仕事がやりやすい、と思っているだけのことです。