赤字決算でも、役員報酬が多い場合は正常と見なす
金融機関は、①赤字で役員報酬が多い会社と、②黒字で役員報酬が普通またはゼロの会社、どちらを評価しますか? というご質問がありました。
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金融機関は、企業から3期分の決算書を受け取ると、財務登録を行ないます。登録すると、コンピュータが財務内容に基づいて、格付けを行います。
この時、明らかに②の方が格付けは良く、①は悪くなります。
①は格付けが悪いために、自己査定の時に抽出されてしまい、何らかの説明を求められます。
役員報酬が1000万とか2000万とか多いために赤字となっているが、それを補填するために、累積赤字額以上の代表者借入があり、バランスをとっている、という場合だと、正常先とみなします。
結果としては①も②も正常先と評価され、金融機関から融資を受けられますが、格付けは②の方が上でしょうから、貸出金利についても②が有利となります。
サラリーマン大家で、②で役員報酬がゼロ、という場合、生活できませんから、生活できるかどうかを確かめるために、源泉徴収票の提出が必要となります。
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