銀行は借入金が多い会社が好きか?
銀行は、借入金が多い不動産経営者と借入金が少ない不動産経営者の、どちらを好みますか? という質問を受けました。
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基本的には、借入金が少ない不動産経営者を好みます。特に、業歴が長く、借入金が少なくて返済比率が10パーセントくらいまで低下し、利益にも厚みがあるような決算書を好みます。
不動産経営は、10年、20年と長くやっていると借入金が減り、会社の内容も自然と良くなっていきます。
しかし、業歴が浅いうちは借入金を増やして拡大路線をとるでしょうから、決算も黒字スレスレか赤字になりがちで、どうしても警戒されてしまいます。
初めは借入を増やして拡大路線をとりつつ、築古物件を売却して運用益を確定して利益を積み上げ、物件を入れ替えたり厳選しながら、最終的には借入金を完済して、すべての家賃を自分のものにしてゆく、という少数精鋭路線にシフトしていきたいところです。
なお、銀行が貸出資産の査定を行うときに、償還年数通りで返済できないと判断されたり、実質的な債務超過になっていたり、担保不足になっていたりで、要注意先や要管理先、破たん懸念先に分類されそうになると、債権保全のために追加担保を求めたり、金利引き上げを要求したり、売却や借り換えを促したり、などの策を弄することがあります。
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