新築 フロンさんの銀行融資Q&A

元某大手銀行で融資業務、貸出資産の自己査定等を行ないました。平成の終わりまで融資審査業務をしていました。私自身も大家さんです。コメントはFacebookで受け付けています。

銀行で何十年働いても、ブログに書いている内容は知りえない

 新築フロンさん(私)のブログを読んで、銀行員っていろんなことを知っていてすごいですね、という感想をいただきましたが、
 ブログに書いていることは普通の銀行員は知らないし、何十年銀行で働いていても、気づかないことばかりです。

 

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 銀行員というのは、本部や支店長からの指示を受けて、毎日、毎月、与えられたノルマやルーチンワークをこなしているだけです。

 自分の感情を押し殺し、実現不可能と思える理不尽なノルマにも黙って耐えて、ひたむきに頑張らされます。

 仕事の内容はというと、日常業務をこなすのは当然として、
 書類や伝票の不備、ミスがないかを点検したり、内部検査や、金融庁や日銀の外部検査に備えて資料を揃えたりなど、
 どうでもよいことばかりに時間を割き、毎日のように残業しています。
 外部のお客さんの方に目を向けたりする時間は、ほとんどありません。
 融資以外にコンサル的なことをやりたいと思っても、時間がなくてできないのです。

 毎日、毎月、毎年、内向きな仕事をやってますから、外の世界のことは、よくわからなくなります。
 他行のことはもちろん、知りません。

 銀行員は、自分の銀行以外のことは何も知らない、おバカさんなのです。

中小企業診断士の資格をとって、銀行を辞めて、コンサルタントをやりたいと思う人が多いのは、このためです。
 コンサルタントは自宅でも開業できて、まとまった資金もいらないので、事業のリスクを極端に嫌う銀行員にとって、魅力的に映ります。
 実際のところ、コンサルタントでは飯が食えないのですが、
 コンサルタントで飯が食えると勘違いしてるところも、世間知らずの銀行員ならでは、でしょうw)

 私(新築フロンさん)は、銀行特有のバカ色に染まらないように距離をおいてきましたし、いろいろな業界を研究したり、普段からコンサル的なこともやるようにしていました。
 
 また、銀行を辞めて外の世界に飛び出したので、金融業界を客観的に見られるようになりました。
 だからこそ、このブログで書いているようなことを、知り得たのです。

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