物件が他の人にとられた場合、銀行の融資審査を中断した方がよいか
銀行で不動産融資の審査してもらいましたが、審査の途中で、物件が他の現金買いの人にとられてしまいました。この場合、銀行に伝えて、審査を中断した方がよいですか？というご質問がありました。
融資審査の段階にもよりますが、そろそろ決裁が近いんではないか？と思われるならば、そのまま黙っておいて、融資審査を進めて、融資承認をもらった方がよいと思います。
融資担当者から融資承認の連絡があったとき、実は物件が違う人にとられてしまいまして、、と伝えると、担当者もあてにしていたでしょうから、とても残念がると思います。
こういうときは、早めに、似たような、違う物件を探しておいて、物件を差し替えしてもらうようにすると、銀行側も酌量してくれて、物件調査を急いで済ませて、意外とすんなり、替え玉での融資承認がおりるかな、と思っています。
融資審査では、物件自体もそうですが、それ以外の部分（財務内容、資産背景、定性面など）もしっかり審査し、把握されてますから、物件を途中で差し替えても問題はない、と考えています。
融資承認の有効期間があって、原則一か月以内、ということが多いでしょうから、せっかくのチャンスを諦めずに、チャレンジするとよいと思っています。
