不動産経営者が行うDIYには、いろいろな形があってよい
大家さんは、DIYというとリフォームを自分でやることをイメージしますが、DIYにはいろいろな形があってよいものです。
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大家さんは、家賃をもらって生活する人ではなく、不動産を経営する事業者です。一年の収支を計算して、マイナスになるようなことをしてしまうと、破綻してしまいます。
支出を抑えるために自分でやること、はすべて、広い意味でのDIYであり、それは、コスト削減につながるわけですから、本来は、歓迎されるべきものです。
例えば、財務会計を自分でやって確定申告を提出したり、というのもDIYです。事務DIYというべきものかもしれません。
(一年目のときはなにもわからないでしょうから税理士に任せてみて、確定申告はどういう形で出せば良いかがわかって、それじゃあ2年目からは自分でやってみよう、という形をとってください。)
リフォームを自分でやるDIY、というのは、向き不向きがあって、慣れや場数、センス、手先の器用さが必要ですし、万人受けするわけではありません。 体を動かすより、頭を使うことが得意なのであれば、事務DIYを優先した方がよいでしょう。
特に、銀行目線から見たとき、リフォームDIYが本当にコスト削減につながっているのか、ということは、気になる点です。
リフォームを自分でやるDIYの場合ですと、自分一人でやる場合は、慣れてなくて下手だと作業効率が落ちますから、6か月かかった、ということも普通にあると思います。
その間の家賃収入、というのは機会ロスにつながり、将来二度と取り戻すことができないわけですから、あまり時間をかけ過ぎるのも問題です。機会ロスとなった家賃分も、経費と考える必要があります。(ご自身の労働力も、経費です。やってみたら怪我をして入院、五体不満足になった、余計なカネがかかった、なんてこともありえます。それなら、どこかでバイトした方がましです。)
職人さんは、シロウトの4、5倍は早くて正確、綺麗に仕上げてくれますから、初めてで体験したい、家の構造や職人の作業工程を知りたい、というのであれば構いませんが、
一度やってみて、自分には不得意だな、あとで水漏れが発生したら怖いな、と感じたなら、自分でもやれそうな工程以外は、さっさとプロの職人に任せてしまった方がよいです。
リフォームDIY、事務 DIYなど、DIYには本来、いろいろな形があってよいものです。
家賃収入が確実に入ってきている状態で、特にやることがなくて暇だから、自分でやってみようかな、というのが、経営者目線からみて、コスト削減につながるよいDIY、と言えます。
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