運転資金は、ずっと借り続けてよい外部資金
最近、公庫(国)のコロナ融資や都道府県のコロナ融資を受ける大家さんが増えていますが、あくまで借入金である、ということを忘れてはいけないと思う、というご意見がありました。
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ご意見のとおり、借入金である、というのは事実ですし、返さないといけないカネというのも事実かと思います。
しかしながら、コロナ融資というのは、他の業界でいう、運転資金、に該当するものです。
運転資金は、企業の毎日の資金繰り、一か月単位の資金繰り、一年単位の資金繰り、を支えるための外部資金であり、
できるかぎり返済をせずに、常に保持しておくべき性質の手元の余裕資金です。
事業を継続するかぎりにおいて、利息だけ支払っておいて(廃業するまで)返さなくていいと考えてもよいのです。
(運転資金は、半分以下になったら、借り換えが必要です。例えば、300万を5年返済で借りた場合に、2年7か月が経過すると、残高が145万になりますから、その時に、300万で、再び金融機関に、運転資金借入れを申し込みます。融資が承認されて実行するときに、300万を融資し、同時に145万を回収する、という手法をとります。実質的には、差額の155万が銀行から入金されますが、そうやって、常に手元の余裕資金として保持しておけばよいのです。)
これまで、不動産賃貸業に対して運転資金を認めない、という金融機関が多かったために、大家さんにとって、運転資金は馴染みがありませんでした。
ところが、国策でもあるコロナ融資のおかげで、条件に当てはまる事業者からの融資申し込みがあった場合には、公序良俗に反する業種や反社勢力をのぞいて、基本的に融資を否認できなくなりました。
なおさら、コロナ融資を利用しない手はないといえるでしょう。
(外部からの資金調達、という手段があれば、すぐに、黒字倒産なんか存在しない、ことに気づくはずです)
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