新築 フロンさんの銀行融資Q&A

元某大手銀行で融資業務、貸出資産の自己査定等を行ないました。平成の終わりまで融資審査業務をしていました。私自身も大家さんです。コメントはFacebookで受け付けています。

銀行内で、中間省略の融資案件はどうとらえられているか

   銀行から見て、不動産仲介業者による中間省略を伴う融資案件について、どのようにとらえてますか?というご質問がありました。

 

読み進める前に、クリックして応援をお願いします‼️

 


不動産ランキング

 

   銀行の担当者からみれば、中間省略を伴う融資案件というのは、いかがわしさしか感じないはずです。通常は、そういった融資案件であれば受け付けを拒否するかと思います。

 

(わたしが担当者であれば、即、却下します。)

 

    登記上の真の所有者である売主から、融資の申込み者である買主へと直接、所有権を移転するというのが当然、と考えるからです。

 

(所有権移転登記のための必要書類には、不動産仲介業者が現れないので、一見すると普通ですが、融資申し込み時に徴求する35条書面と37条書面が明らかに不自然です。融資の稟議書に添付していれば必ず、問題視されるはずです。)

 

    4.5などは、そういった融資案件を堂々と受け入れていたようですが、とんでもないことです。

 

    まっとうな普通の銀行でしたら、銀行内の内部検査が入って、中間省略の事実が判明した場合には、支店長以下、融資課長含む担当役席、担当者に至るまで、かなり厳しいお咎めがくるはずです。

 

いつも応援ありがとうございます。 


不動産ランキング

クリックしてランキングを確認

していただけると励みになります。