銀行員は個別注記を見てどうとらえるのか
決算書に、個別注記という形での注意書きを羅列したとして、銀行員はどうとらえるでしょうか?というご質問がありました。
銀行員は毎日、たくさんの決算書を読みこなし、処理しています。どんな案件でも一度は、決算書の中身は辿りますから、どこかで目にとまるかと思いますが、個別注記はきちんと読まないです。
なくても良いものなので、読んだ場合には、説明をこんなに書くということは中身に何か問題があるのではないか? と、疑われてしまう可能性があります。
すなわち、担当者の判断で、稟議書を作成する段階で、個別注記の文面自体を除去されてしまう確率が高くなる、と考えてよいかと思います。
よい決算書、というのは、わざわざ何も説明しなくても、自分から語りかけてくれて、決裁も非常に早いものです。