新築 フロンさんの銀行融資Q&A

元某大手銀行で融資業務、貸出資産の自己査定等を行ないました。平成の終わりまで融資審査業務をしていました。私自身も大家さんです。コメントはFacebookで受け付けています。

最後に残るのは土地の価値

   銀行から見ると、土地の担保評価が高い物件と、土地の担保評価が低い物件は、どちらがよいですか?というご質問がありました。

 

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   一般的には、土地の担保評価が高い物件の方がよいと考えられます。
最終的には、土地だけが残りますので、例えば、根抵当権をつける場合などは、土地の担保評価だけを見たくなります。

 

   不動産の収益物件は、物件ごとに、土地と建物の担保評価が異なります。

同じ担保評価5000万で、土地の評価3000万建物の評価2000万の物件と、土地の評価1000万建物の評価4000万の物件があったとします。

 

  利回りは、前者の方が低くて後者の方が高くなりますが、後者は長い年月をかけて建物の価値(建物の工事代金)を現金化して回収してるだけ、のようにも見えてきます。

   

   実際に、安い土地に、建物を大きく建てれば、利回りは高くなりますし、減価償却が多くとれるので、利益もでにくいです。

 

   しかし、最終的には安い土地だけが残るため、大規模修繕が発生する前に、途中で早めに高く売却したい、という意向が働くようです。

 

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