10年単位での融資実行
50年という融資期間を、不良債権とみなされないよう実行&同時回収により、10年単位での更新に切り替える、とはどういうことですか? というご質問がありました。
融資期間50年だと決裁できませんので、融資期間を10年として、10年後に残債を一括で9600万支払う、という条件にするのです。
10年後には9600万円で新規融資を実行して既存の9600万円を同時回収し、再び融資期間を10年として、10年後に残債を一括で7200万支払うという形をとり、10年単位でつないでいきます。
他業種で、工場の建設資金、などの事業用途で使われたりする例があります。
これは一見すると、とても良い方法に見えますが、工場の建設など資金使途が明確な場合はよいですが、そうでない場合には、他行からみるとリスケしてるようにも見えますので、基本的にはおすすめできません。